VirtualBoxにRocky Linux8.8(minimal)をインストールする
1. 環境
VirtualBox : ver 7.0
Rocky Linux : ver 8.8
OS : windows11 Pro
2. ISOイメージのダウンロード
上のリンクから、x86_64アーキテクチャのRocky8内のMinimalをクリックしてRocky LinuxのISOイメージをダウンロードします
バックドア等が仕込まれているか気になる方はチェックサムを確認しましょう
チェックサムは上記の画面のチェックサムをクリックすることでダウンロードできます
下の画像は上記の画面のチェックサムをWindows11のcmdでSHA256で確認しています
3. VirtualBoxの設定
イガグリみたいな水色の新規ボタンをクリック
設定ダイアログが開かれるのでエキスパートモードにします
Name and Operating Systemで仮想マシンの名前を決め、先ほどダウンロードした
ISO Imageを選択します
このときにSkip Unattended Installationにチェックを入れておきます*1
Hardwareは以下のようにメインメモリーとProcessorsを設定します(自分の好みに設定して良いですが、後述の最低スペックは下回らないように)
Rocky Linuxに必要な最低スペックはRHEL8の最低スペックを参考にしました(Rocky LinuxはRed Hat Enterprise Linux®とバグまで100%の互換性を持つように設計されたOSです*2)。
Hard Diskの容量は下記のMinimum required disk spaceに引っかからないように設定します
筆者は15GBにしました
以上の設定が終わったら完了ボタンをクリックします
4. Rocky Linuxの設定
3.の設定が終わったら起動ボタンを押します
うまくいくと次の画面が表示されます
上記三つの選択肢がありますが、今回はTest this media & install Rocky Linux 8.8を選択してEnter
言語選択画面では日本語を選択しておきます
キーボード設定は日本語に設定すると自動的にjpに切り替わります
続行ボタンをクリックしてインストール概要画面に進みます(筆者の環境では画面の右部分がなぜか見切れてしまいます)
インストール概要画面には様々な設定項目がありますが、インストールに必要な項目は
- インストール先(見切れてオレンジ色の!マークがあるところ)
- ユーザの作成(インストール概要画面を下にスクロール)
の2項目になります
インストール先画面では3.VirtualBoxの設定で作成したHARDDISKを選択し、完了ボタンをクリック
ユーザの作成ではこのユーザを管理者にする(M)にチェックをしてから空白部分に必要な情報を入力して、完了をクリック(このユーザを管理者にする(M)にチェックを入れないとrootパスワード(R):を設定する必要があります)
以上を設定したらインストールの開始ボタンを押してインストールを開始します
インストール完了後にシステムの再起動ボタンをクリック
再起動後は以下の画面になります。上側の選択肢を選んでEnter
ログイン画面が表示されました。Rocky Linuxのインストール完了です!
後は自分で設定したユーザとパスワードでログインできます